スクリプトをAhk2Exe.exeで実行ファイル化するときに、指定ファイルを実行ファイル内に埋め込む
FileInstall, Source, Dest, Flag
引数名 | 説明 |
---|---|
Source | 埋め込むファイルのパス。 相対パスで指定した場合は、#Includeで使用されるのと同じ基準ディレクトリからのパスになる。 「"」で囲んだり、変数や環境変数を含めたり、ワイルドカードを含めたりすることはできない。 相対パスで指定された場合は、スクリプトのあるディレクトリ(A_ScriptDir)からの相対パスとみなされる。 |
Dest |
埋め込んだファイルを解凍するパス。 相対パスで指定した場合は、%A_WorkingDir%を基準としたパスとなる。 変数や環境変数を含めることもできる。「%TEMP%」環境変数を使えば、システム共通の一時ファイル用フォルダに解凍できる。 |
Flag |
「1」を指定すると、Destで指定したファイルがすでに存在しても上書きする。 省略時や「0」を指定した場合は、ファイルがすでに存在しているときは解凍しない。 |
成功時は「0」、失敗時は「1」。
コマンド名とSource引数は、必ず同じ行に記述しなければならない。
スクリプトにこのコマンドが含まれていると、実行ファイル化の際にSourceで指定されたファイルを埋め込む。
実行ファイル化されたスクリプトが実行される際に、埋め込まれたファイルはSourceで指定したパスに展開される。
ファイルは、圧縮・暗号化して埋め込まれる。
実行ファイル化されていないスクリプトでこのコマンドが実行されると、Sourceで指定したファイルがDestにコピーされる。
これにより、実行ファイルにせずに実行ファイル化後と同じ状態でテストが行える。
FileInstall, C:\My Documents\My File.txt, %ProgramFiles%\My Application\Readme.txt, 1