GUIウィンドウに数値増減ボタンを追加する
Gui, Add, UpDown [, Options, DefaultValue]
引数名 | 説明 |
---|---|
Options |
オプションを半角スペース区切りで列挙。 共通のオプションについては、Gui,Addの項参照。 固有のオプションについては後述。 Vで変数名を指定し、「 GUI, Submit 」を実行することで、現在の値を取得できる。Editコントロールでユーザーが文字列や範囲外の値など不正な値を入力した場合でも、必ずオプションで設定した範囲内の値が数値として取得される。Gでサブルーチン名を指定すると、アップダウンボタンの操作や、対象コントロールに対する矢印キーの上下、マウスホイールの回転で値が変更されるごとにサブルーチンが実行される。 |
DefaultValue |
対象コントロールの値の初期値を数値で指定する。 省略時は「0」もしくはRangeオプションで指定された範囲で最も0に近い値になる。 対象コントロールに取り付く場合、配置された時点で対象コントロールのテキストにここで指定した値が反映される。 ListBoxに取り付く場合、一番上の項目は「0」、次が「1」となる。 |
アップダウンコントロールは通常、直前に配置したコントロールに取り付いてそのコントロールの表示値を増減させる。
対象にできるコントロールは、Text, Edit, Button, Checkbox, Radio, ComboBox, ListBox, GroupBoxである。
ListBoxでは、上下ボタンを押すごとに選択項目が切り替わる。それ以外のコントロールでは、アップダウンコントロールが持つ数値が増減し、対象コントロールのテキストに反映される。
対象コントロールに取り付く場合、w,h,x,yの各オプションで大きさや座標を指定することはできない。
ウィンドウに一番最初に配置される場合や、「-16」オプションを指定して対象コントロールをなしにした場合、ボタンを押しても見かけ上は変化がないが、格納されている値は変化する。(Gオプションと合わせて使う)