指定時間の間に実行できる最大のホットキー数を設定(#MaxHotkeysPerIntervalと共に使用)
#HotkeyInterval Value
引数名 | 説明 |
---|---|
Value | 時間の長さをミリ秒で指定 |
本指令で指定した期間の間に#MaxHotkeysPerInterval指令で指定した回数以上のホットキーイベントが発生した場合、警告ダイアログが表示されスクリプトが停止する。
デフォルト設定は「2000」(2秒)。
この機能により、無限再帰ホットキー呼び出しなど、ホットキーイベントが実行され続けてしまう不具合を脱出することができる。
たとえば、「^c::Send,^c」という定義をした場合、Ctrl+Cが押されるとCtrl+Cを送信するサブルーチンが実行され、そのCtrl+Cに反応して再度サブリーチンが実行され、無限ループに陥ってしまう。
ここで#HotkeyInterval、#MaxHotkeysPerIntervalの設定が適切であれば、指定回数のホットキーが実行された時点で警告が表示されスクリプトが停止する。
「q::Send,d」のようなキー入れ替えを行っており、キーを押しっぱなしにしたときのキーリピート間隔を短くしている場合、キーリピートを続けたときに警告が表示されてしまう場合がある。
「#MaxHotkeysPerInterval 70」位にしておけば、コントロールパネルのキーボード設定で「表示の間隔」を最速にしていても問題ないはずである。
#HotkeyInterval 2000 ; This is the default value (milliseconds).
#MaxHotkeysPerInterval 50 ; This is the default value.