Gui,Add,DateTime
GUIウィンドウに日付時刻を入力するコントロールを追加する
Gui, Add, DateTime [, Options, Format]
Parameters
引数名 | 説明 |
---|
Options |
オプションを半角スペース区切りで列挙。
共通のオプションについては、Gui,Addの項参照。
固有のオプションについては後述。
Vで変数名を指定し、「GUI, Submit 」を実行することで、現在の値をYYYYMMDDHH24MISSの書式で取得できる。
Gでサブルーチン名を指定すると、日付時刻が操作によって変更されるごとにそのサブルーチンが実行される。
|
Format |
表示される日付時刻の書式を以下のどれかの形で設定する。
- 省略時
-
システムに設定された書式で日付のみを表示する。日本の場合、「2005/01/01」のような書式になる。
- LongDate
-
システムに設定された長い書式で日付を表示する。日本の場合、「2005年 1月 1日」のようになる。
- Time
-
システムの言語設定で設定された書式で時刻のみを表示する。「23:55:00」のようになる。
- その他の書式
-
FormatTimeコマンドで指定するのと同じ書式で任意の書式を設定できる。
|
固有のOption
- ChooseYYYYMMDDHH24MISS
-
YYYYMMDDHH24MISSに指定された日付が初期状態で入力される。(例:「Choose20050831045349」)
未指定時は現在日時になる。
- RangeMin-Max
-
MinとMaxに選択可能な範囲の下限と上限をYYYYMMDDHH24MISSの書式で設定する。(例:「Range20050101-20051231」)
上限か下限の片方だけを指定することもできる(例:「Range20050101」「Range-20051231」)
指定されなかった場合、上限は9999年12月31日、下限は1601年1月1日になる。
- Right
-
カレンダーがドロップダウン表示される位置を、左端をコントロールに合わせるのではなく、右端をあわせるようにする。
- 1
-
ドロップダウンボタンの代わりに、アップダウンボタンを右側に付加する。
このボタンを押すと、コントロール中のフォーカスのある要素が増減する。
- 2
-
入力欄内の左側にチェックボックスを付加する。
チェックボックスのチェックをはずすと、日付が選択されていないことになる。
このとき、Vオプションで指定された変数に取得される値は空になる。
- ChooseNone
-
初期状態でチェックボックスのチェックをOFFにする。
Remarks
DateTimeコントロールで配置される日付時刻入力コントロールは、一見コンボボックスのようだが、入力欄には所定の書式で日付時刻を入力することしかできず、ドロップダウンボタンを押すとカレンダーコントロールが表示され、日付を選択できる。
コントロール上では、日付時刻の各部分ごとにフォーカスが移動し、数字キーで直接入力できるほか、矢印キーの上下で値を増減させることなどができる。
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GUI, Gui,Add
Example
Gui,Add,DateTime,2 gDT vDTV Choose20040101121101 Range20040101120101,yyyy/MM/dd HH:mm:ss
Gui,Show
DT:
FormatTime,t,%DTV%,yyyy/MM/dd HH:mm:ss
Gui,Show,,%t%
return