Gui,Add,Edit
GUIウィンドウにテキスト入力欄を追加する
Gui, Add, Edit [, Options, Text]
Parameters
引数名 | 説明 |
---|
Options |
オプションを半角スペース区切りで列挙。
Gui,Addの項参照。
固有のオプションは下記参照。
Rで行数を指定すると、複数行を入力可能な入力欄になる。
Vで変数名を指定し、「GUI, Submit 」を実行することで、入力内容を取得できる。
Gでラベル名を指定すると、入力内容が変更されるごとにサブルーチンが実行される。
|
Text |
最初に入力欄に表示されているテキストを指定する
|
固有のOption
- Multi
-
HやRによる高さの指定がなくても複数行エディットにする
- Tn
-
タブ位置を指定する。
nには数値を指定。n×2ピクセルほどの幅になる。
デフォルトは32。
「t8 t16 t8」のように複数を指定すると、タブ位置を個別に指定できるようになる。
指定した個数以降のタブ位置は、最後に指定した幅で刻まれる。
最大50個まで指定できる。
- Number
-
10進数値のみ入力可能にする。UpDownコントロールにより、数値を増減させるための▲▼ボタンを追加することができる。
- Lowercase
-
アルファベットがすべて小文字になるようにする
- Uppercase
-
アルファベットがすべて大文字になるようにする
- Limit[N]
-
入力できる文字数を制限する。
「Limit16」のようにNに数値を指定すると、その文字数が上限になる。
Nを省略した場合、コントロールの大きさいっぱいに表示できる文字数が上限になる。
- WantReturn
-
通常、Defaultオプションの指定されたButtonがある場合、ウィンドウ上でEnterキーを押すとそのボタンが押されるが、WantReturnが有効になっている複数行のEditにフォーカスがある場合、代わりに入力欄に改行が入力される。
複数行エディットでは、デフォルトで有効になる。「-WantReturn」を共に指定することで無効にできる。
- WantTab
-
Tabキーを押したときに、次のコントロールに移動するのではなく、Tab文字が入力されるようにする。
複数行の場合、このオプションが無くても、Ctrl+Tabでタブ文字を入力することはできる。
- WatnCtrlA
-
Ctrl+Aキーを押したときにテキストが全て選択されるようになる。
デフォルトで有効になっている。
- ReadOnly
-
編集不可にする
- Password*
-
パスワード入力欄のように入力内容がマスクされるようにする。
*に代わりに表示される文字を指定
Remarks
複数行入力欄にフォーカスがあるときは、Enterキーはデフォルトボタンの押し下げではなく改行の入力となる。Tabキーはフォーカスの移動のままだが、Ctrl+TabでTab文字を入力できる。
変数に取得されるとき、複数行入力欄の改行はLF(`n)になる。
Related
GUI, Gui,Add