Gui,Add,MonthCal

GUIウィンドウにカレンダーコントロールを追加する

Gui, Add, MonthCal [, Options, SelectedDay]

Parameters

引数名説明
Options オプションを半角スペース区切りで列挙。
共通のオプションについては、Gui,Addの項参照。
固有のオプションについては後述。
Vで変数名を指定し、「GUI, Submit」を実行することで、現在の値をYYYYMMDDHH24MISSの書式で取得できる。
Gでサブルーチン名を指定すると、日付時刻が操作によって変更されるごとにそのサブルーチンが実行される。
SelectedDay 最初に選択されている日付をYYYYMMDDHH24MISSの書式で指定する。
未指定時は現在の日付になる。
「20050101-20050107」のように2つの日付をハイフンで区切って指定すると、その範囲が選択された状態になる。このとき、自動的にMultiオプションが有効になる。

固有のOption

Rn
nに行数を指定する(例:「R3」)
この数だけ縦に複数月分のカレンダーが表示される。
W-n
nに横の数を指定する(例:「W-4」)
この数だけ横に複数月分のカレンダーが表示される。
AltSubmit
値が変更されるごとだけではなく、マウスボタンによる操作が行われるごとにもGオプションで指定したサブルーチンが実行されるようにする。
このとき、A_GuiEvent変数には以下のものが格納される。
Normal
選択日付が変更された
1
日付部分がクリックされた
2
コントロールのどこかがクリックされた
日付のクリックによって選択が変更された場合、「2」「Normal」「1」の順で3回サブルーチンが実行される。
すでに選択された日付をクリックした場合、「2」「1」の順で2回実行される。
RangeMin-Max
MinとMaxに選択可能な範囲の下限と上限をYYYYMMDDHH24MISSの書式で設定する。(例:「Range20050101-20051231」)
上限か下限の片方だけを指定することもできる(例:「Range20050101」「Range-20051231」)
指定されなかった場合、上限は9999年12月31日、下限は1601年1月1日になる。
Multi
複数の連続した日付を選択可能にする。
クリックしながらドラッグするか、Shift+クリックで範囲選択ができる。
Multiオプションが指定されている場合、Vオプションで指定された変数には、「20050101-20050107」のように選択開始日付と選択終了日付をハイフンで区切った文字列が格納される。
選択されている日付が1日だけであっても、「20050101-20050101」のようにハイフンで区切られて格納される。
4
行の左にその年における週の番号を表示する。
1月4日を含む週が週番号1になる。
8
現在の日付を赤い線で囲むのをなくす
16
下部の「今日」の表示をなくす

Remarks

「w」オプションや「h」オプションを指定しないと、コントロールはカレンダーひとつがちょうど収まる大きさになる。
幅や高さを大きくすると、自動的に複数の月が表示される。
表示される月の最大数は、現在の年の1月から12月までの12ヶ月である。 「R」オプションや「W-」オプションで縦や横に任意の月数を表示させることができる。

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GUI, Gui,Add