#UseHook

ホットキーラベルの定義で、常にフックを使用するようにする

#UseHook [On|Off]

Parameters

引数名説明
On|Off 「On」を指定すると、以下に記述されたホットキーラベルで自動的にフックを使用するようになる。
「Off」を使用すると、RegisterHotkey()で登録できるものはフックを使わない状態に戻る。
引数省略時は「On」を指定したのと同じ。

Remarks

通常、ホットキーの登録はRegisterHotkey()というWindowsのAPIを使用して行われ、このAPIで登録できないキーだけをフックを使って実現している。
しかし、ホットキーラベル定義で「$」オプションをつけるか、#UseHook指令を使用すると、どんなホットキーでもフックを使うようになる。

フックを使用すると、RegisterHotkey()を使用するより反応が速くなる場合がある。

通常の#指令と違い、この指令は複数回使用でき、#UseHook Onと#UseHook Offの間のホットキーをまとめてフック使用にすることができる。

Related

#InstallKeybdHook, #InstallMouseHook, ListHotkeys

Example(s)

#UseHook     ;ここから

#x::MsgBox, This hotkey will be implemented with the hook.
#y::MsgBox, And this one too.

#UseHook off ;ここまでのホットキーラベルがすべてフック使用になる

#z::MsgBox, But not this one.